皆さん、サンプルパックはどのように集めていますか?
楽器のフレーズやドラムのループのようなオーディオファイルの素材集であるサンプルパックは非常に使い勝手がよく、有効活用すれば高いクオリティでスピーディな曲作りを実現できると思います。
しかし、膨大な量があちこちで売られているために収集に時間がかかってしまうこと、ありませんか?
そこで、当記事ではサンプルパックの収集にオススメできるサイトを
- 幅広く探せる販売サイト
- 一部ジャンルに特化した販売サイト
の2つに分けて紹介したいと思います。
幅広く探せる販売サイト
Loopmasters
少しサイトが重いことがありますが、検索機能が丁寧かつ見やすい。セール中の商品もキャンペーン単位で確認しやすいのでとりあえず見るのに最適だと思います。
Prime Loops
流行りのジャンルも上質なものを抑えている印象。本レーベル自体もVirtual RiotやPusherのアーティストパックをリリースしていたりします。検索はジャンルやファイルの形式にPopular Tagsを指定することで細かい条件を指定できます。
Samplephonics
ミニマルなサウンドやサウンドデザインがかなり充実していて、是非知っておきたいデベロッパーです。ジャンルカテゴリーのDubstepなんかを少し覗いてみると特色が分かりやすいと思います。複数条件での検索などができないのは少し不便。
一部ジャンルに特化した販売サイト
Cymatics
今時のTrapやDubstepを作るならとりあえず買っておきたい、とまで言えるほどよくできたサンプル・プリセット・プロジェクトファイルがリリースされています。
サイトではソフトシンセのtipsなども掲載している他、フリーダウンロード(https://cymatics.fm/free-download-vault/)もあり至れり尽くせりです。
Freshly Squeezed Samples
https://www.freshlysqueezedsamples.com/
Darren PorterやSunny Lax、Talamancaのようなアーティストのパック・プロジェクトファイルもあり、Trance・Progressive House周りを網羅しています。
理想的なサンプルパックを見つけるためのコツ
目的に合致しているなら一部ジャンルに特化した販売サイトの方が情報の取捨選択がしやすく効率よく探せるものの、ジャンルが明確に限られないサウンドは前者に含まれる複数デベロッパーの委託がある販売サイトで探すほうが良さそうです。
どちらにしても、探す時に「これも気になる!」と目的と違うものに目移りしてしまうのは色々なコストをかけてしまうので避けたほうがいいでしょう。
また、個人では情報の選び方が多少なりとも偏りがちなので制作仲間と情報共有をしたり、アーティストの作業配信で使っているものを確認するといいと思います。
クオリティが高いサンプルパックやそのデベロッパーは大体誰かが話題にしているので、Twitterで有用なサンプルの情報などに言及していることが多い人のツイートを日常的に追っておくのも良いでしょう。
- 買おうとしているものをハッキリとして買い物中に目的を見失わないようにする
- 出来の良いものを作るデベロッパーを覚えておく
- 情報網を張り巡らす
の3点を意識するだけでも効率よく探せるようになると思います。