私は「外で音楽を聴くのなら、そこまで拘らなくて良いのでは?」という考えだった為、外ではスマホ直刺しで音楽を聴いていた。
しかし、なにげなく試聴した結果、PLENUE Dという売価三万以下のモデルが想像以上に良く、捗りそうだった為、衝動買いしたのが8月末日。
予想通りかなり捗り、今ではもうスマホには戻れなくなってしまった。そんなわけで今回はDAPを導入する事のメリットをご紹介したい。
そもそもDAPってなんだよ
デジタルオーディオプレイヤーの略であり、ざっくりとイメージしやすいように言ってしまえば、所謂iPodやウォークマンのことである。
近年ではハイレゾ音源の再生に対応していたり、ベースにAndroidが採用されているものがあり、高性能化し機種がすごい勢いで増えている。
中にはネットワークに繋げ、本体だけで楽曲をダウンロード購入できるものもある。
価格は2万円以下で買えるものから50万近いものまで幅広い。
オススメポイント1:(当然だが)音が良い
最近はオーディオ回路に拘ったスマホも登場しているが、そういう機種でない普通のスマホのイヤホン端子より音が良くなるのは、まぁ当然だ。
解像度が高い為、音量を上げすぎなくても各パートがしっかり聴こえ、仕事のモチベーションも上がり(個人差があります)、最高に最高である。
もし、既にそれなりのイヤホンを持っている場合、そのイヤホンのポテンシャルを更に活かす事ができるようになるので、音楽鑑賞に使用しているのがスマホの場合、イヤホンの更なるグレードアップを行う前にDAPの導入を考えてみるのをおすすめする。
同じイヤホンのままでも「こんな音鳴ってたんだ!」という体験をできるかもしれない。
また、機種によって対応フォーマットは異なるが、多くのモデルが所謂ハイレゾ音源の再生が可能である為、ハイレゾ音源の視聴環境として導入するのもいいだろう。
当サイトの読者の方はアニメソングを聴いてる方も少なくはないと思うが、アニメソングのハイレゾ配信も盛んに行われている。
http://www.e-onkyo.com/music/anime-game/
http://ototoy.jp/tags/%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%BD%E3%83%B3
オススメポイント2:ボリューム調整が細かく出来る
一般的なスマホのボリュームの段階はせいぜい16とかではないだろうか?
1メモリに対する音量の間隔が広いため、
適正音量がメモリとメモリの間で中間が選べず、音がデカいか、小さいか
のような状態になる事が多々あったが、これが一瞬で解決してしまった。
微調整用のアプリを入れる手もあったが煩わしかった為、正直この点は個人的に一番のメリットと言っても過言ではない。
オススメポイント3:USBDAC機能がついていればPCでも使用可能
これは全ての機種ではないため、購入する前にしっかりと確認していただきたいのだが、
USBDACとしても機能するものがあり、家ではPCでUSBDACとして、外ではプレイヤーとしても使用、という一石二鳥なモデルも存在する。
PCでの音楽鑑賞や映画鑑賞にも使え、とても便利だ。
オススメポイント4:人を沼に沈めやすくなった
気軽に持ち運べるため「ちょっと試してみる?」となど言って、罪の無い善良な市民たちを容易く毒牙にかけることが出来るようになったのだ。
大抵の人は聴かせさえしてしまえばあまりの差を目の当たりにし、狼狽して楽しいぞい。
まとめ
既に当サイトではヘッドフォンとイヤホンの紹介をしており、据え置きDACよりも取り回しが良く、導入のハードルも低いと思われるDAPのオススメポイントをざっくりと3つ紹介したが、いかがだっただろうか。
良い音楽を良い音で聴けば、なんてことない毎日が特別になる、かもしれない。
オススメポイント4の手口に嵌められオススメされ試聴した結果、Astell&Kern AK70を購入することになった方からコメントを頂きましたのでここに掲載したいと思う。
当サークルの同人作品、「蒼碧の翼」で封入冊子のイラストを担当された朝倉さんです。
※後日買いました。
個人的オススメDAP(2017/10/15 加筆)
最後に独断と偏見で選ぶオススメDAPを3機種挙げてみたので、購入の際参考にしてほしい。(いろいろ追記してたら3機種を超えてしまいましたねw)
また、購入検討時にはこちらの記事も役に立つかもしれない。
COWON PLENUE D(市場価格24,000円前後)
冒頭でも購入したことを記載したが、購入後気になりほかの機種も試聴したりした結果、コストパフォーマンスがとてつもなく良い事を再認識した。
USBDAC機能がなく、UIの動きも多少もっさりしているものの、不自由なほどではなく、価格も比較的手ごろである為、初めてのハイレゾ対応DAPにオススメである。
Astell&Kern AK70(市場価格50,000円前後)
フラッグシップモデルはなんと50万円! DAPでは老舗と呼ばれるiriverのブランド「Astell&Kern」のエントリー機種。
USBDAC機能が搭載され、PCでDACとして使用することも可能。(ただしビットレートに制限あり)
また、USB AUDIO出力も備え、対応した外部DACとの接続も可能である。本体の音質に満足できなくなってもプレイヤー自体はそのままで強化する事ができる。
Astell&Kern AK70 MKII(市場価格73,000円前後)
前述のAK70のDAC部分(デュアル化)とアンプ部分強化で音質がアップしたモデル。(筆者は予約して発売日に購入した)
AK70よりほんの少し大きくなったが音質は確かに強化されている。かと言ってAK70が悪いというわけではないので、予算や音の好みで選んで良いだろう。
ONKYO DP-X1(市場価格40,000円前後)
高音質なパーツを使用している上に、microSDスロットが2スロットあり、内蔵ストレージを含めると最大432GBまで楽曲を持ち歩くことができる。
またAK70と同様にUSB AUDIO出力を備え、対応した外部DACを接続可能。
Android OSを搭載しているのでいろいろなアプリを使用することが可能であり、動画を高音質で見たいという用途も可能だ。
ONKYO DP-X1A(市場価格60,000円前後)
上記で掲載したDP-X1の後継機種。
旧機種と比べると回路がパワーアップし、内蔵メモリー容量も倍になっているモデルになるため、懐事情に合わせて新旧モデルを選べばいいだろう。
このDP-X1Aは2017年2月24日より順次楽曲のハイレゾ配信が開始されている、アイマスとのコラボモデルが存在し、DAPを検討中のプロデューサーの方必見だ。
ONKYO DP-X1A THE IDOLM@STER アイドルマスターモデル
ONKYO GRANBEAT(市場価格91,000円前後)
また、ONKYOからは音質に拘ったSIMフリースマホもラインナップされている。
音質に拘ったスマホは最近流行りではあるが、この機種は2.5mmのバランス出力端子も備えており、DP-X1Aにも負けない高音質な構成を実現している
荷物は増やしたくない、だけど音質には拘りたいという方にオススメである。
ある日、ねこむろにPLENUE Dでアイカツスターズ! EDの『episode Solo』を試聴させられ、確かに音は良かったのですが「プレイヤーひとつでこんな変わるもんなんだなあ」といった程度で、2万6000円かあ、、と即決で買うということはありませんでした。
それまではスマホやiPodを通して曲を聴いており、それなりに満足していたのですが、AK70に出会ってしまったのでおしまいです。
例えば、女児向けEDMこと『episode Solo』では、スマホで聴いていた際に感じた全体的な音のくぐもりが無くなり、低音から高音まで全ての音をはっきり聴きわけることができます。
一言で言うと『綺麗』に聴こえます。もちろんEDMに必要不可欠である音圧もバッチリです。
なにより人にアイカツ!楽曲を勧めやすくなってサイコーです。
テレビ東京系6局ネット毎週木曜日夕方6:25~ 「アイカツスターズ!」好評放送中!!!!!!!!!!!!!!!!111111111111??????