砂漠からたい焼きまで〜日帰りで伊豆大島をぐるっと一周してきました

神乃木
ヤモリ君、僕は船に乗りたいんだ

船に乗りたい症候群が発症した編集長に脅され、手頃な船ソリューションを探します。そういえば去年、こんな出荷要請がありましたね。

伊豆大島は夜行フェリーで8時間、朝6時に着いた後昼まで観光し、現地14時30分の船で東京に帰るプランです。これなら編集長の船に乗りたい症候群も収まってくれるでしょう。

フチヤモリ
まあパシリではあんまりカメラ活躍しなかったし行きましょう
神乃木
じゃあ現地での車の運転も頼むわ
フチヤモリ
…………

いざ大島へ

と言う訳で土曜労働の筆者ヤモリは、相変わらずの労働からの出荷となりました。

出発地は浜松町駅を降りて徒歩5分、竹芝港です。乗り込むは東海汽船のさるびあ丸でした。

今回利用したプランは最低グレードの2等客室でした。簡単に説明すると雑魚寝エリアです。船内は全体的に暖かく布団の類いの貸し出しも不要かと思いましたが、流石に床が固いので敷き布団として毛布(1枚100円)を借りる事にしました。

また船内にはフリーのWi-Fiが今年からご用意された様で(階層により強弱あり)、より高品質のソリューションを体感出来る様になっていたそうです。ちなみに貧民客層に電波の慈悲はありませんでした。

竹芝港噴射から1時間程で横浜港に到着です。これヤモリは横浜港から合流でもよかったんじゃないですかね? ダメですかそうですか。
横浜港を出発して間もなく船内は夜間照明となりました。到着下船は午前6時なので早々に寝る事にしましたが、結局1時間に1度船の駆動音によって目が覚める最高の船旅となりました。

東海汽船・伊豆諸島航路(さるびあ丸)

東京港・横浜港(週末のみ)〜伊豆諸島を結ぶ航路。大島は復興観光支援料金が適用されており、2等で大人2000円弱から利用できる。料金は時期によって異なるが、インターネット割引+復興支援料金を併用して、今回は片道2360円だった。高速船は5000円弱。

東海汽船公式サイト

上陸、伊豆大島!

訓練された社会人だから着岸1時間前に目が醒めました。無事にカタパルト射出によるアウターヘイブンへの上陸大島への上陸が完了です。

こちらの岡田港が今回のスタート及びゴールとなりました

人の波に乗って歩いていると島内のレンタカー屋の方々が予約者を回収するためか何人かボードを持って待ち構えていました。

編集部一行も予約していたレンタカー会社の職員を捕まえ、無事に車に乗り込む事となり、いよいよ大島観光の開始です。

日の出と共にスタートです

先ずは空腹問題を解決するためにソリューションの捜索を開始しました。「元町港まで行けばなんかしらあるやろww」と言う事で都道208号線、大島一周道路に導かれるまま元町港に到着、付近の捜索をし、早朝から営業している飲食店を発見する事ができました。

結果このようなオムライスとなりました。「おともだち」さんの朝定食です。店主の方も””会計の瞬間””は看板の通りとても「おともだち」感のある対応をしてくれました。

腹も膨れたところで再び車での移動を開始します。

三原山山頂、そして裏砂漠へ

伊豆大島ジオパーク最大の見所たる三原山を目指します。朝日に目を焼かれながら山を登り車両限界地点に到着です。

三原山山頂入り口に到着です。

時刻は午前7時30分、相模湾と伊豆半島と富士山を眺める事が出来る展望台も兼ねている三原山山頂入り口です。ここから先は徒歩で三原山山頂を目指す事が出来るそうですが今回はお預けで食後のお茶休憩をしながら朝もやが晴れるのを待ちながら景色の撮影をしました。

眼下に広がるのが朝食を吸引した元町港です。

30分程周囲を探索するも相模湾の靄が晴れる気配が無いので次の目的地へと向けて車を走らせます。

砂漠です。それも火山灰の

都道207号線から再び208号線へ次は火山灰で出来た砂漠を目指します。具体的にはこの様なルートとなりました

砂漠道入り口

素通りしたところ(小さな入り口だったので最初素通りしてしまいました)

坂道を登り切ると、とりあえず駐車出来るスペースが確保されている空間に行き着きました。ここから道が2つに別れますが、片方は観測所らしく関係者以外は立ち入り禁止の表示がされていました。

と言う訳で道なりに進みますよ。足下は砂や土ではなく火山灰です。

しばらく木々のトンネルを行くと上のように開けた場所に出ます。
青空、強風、火山灰、ある種の感動すらありました。ひたすら広く、背の低い草木と山が続いていました。

ピン(↑)の辺りまで歩き、撮影を行います。

上の地図裏砂漠マーク側、東側になります

櫛形山方面への順路です。少し前を行く人影からサイズ感を感じていただければ幸いです

三原山方面です。緑色が崖との境界線です

三原山と櫛形山の間から富士山が望めます

1時間程砂漠を堪能させていただき、車へと引き返します。

時間が緩やかに進む港、波浮港(はぶみなと)

波浮港の全景。ちょっと降りたくなってしまいました。

再びしばらく車を走らせます。次の目的地は大島断層。でしたが、丘の上にある波浮港見晴台から港の方を見ていると降りてみたくなってしまったので立ち寄る事となりました。

湾内。海はとても澄んでいた

まずは鵜飼商店さん。コロッケ等の揚げ物で人気な店だそうです。随分懐かしい価格でのソリューションの提供がされており、暖かみのあるコロッケ、堪能させていただきました。いつの間に吸い込んでいたのでコロッケの写真を撮る暇はありませんでした。

鵜飼商店さんの店内。温かみを感じます。

鵜飼商店

波浮港地区にある昔ながらの商店だが、そこで買えるコロッケが絶品ということもあり、全国各地から芸能人が訪れるほど有名となっている。コロッケは1つ65円。外はサクサク、中はジューシーの優等生で、伊豆大島に来たら必ず立ち寄りたい名店だ。

営業時間は9時〜18時、定休日は水曜日。

住所:東京都大島町波浮港1 / TEL: 04992-4-0521

コロッケを堪能後は、鵜飼商店の奥にある踊り子坂を上がりながら港内を眺めます。

踊り子坂より、穏やかな時の流れを感じる景色だった

階段を登り切ると道の先に桜が咲いているのが確認出来ました。

大島桜、8,9分咲と言ったところでしょうか

各々散って好き勝手撮影を行い、たいやき屋の開店を待ちます。

たいやき屋島京梵天裏の長椅子。店舗窓からこの通りの客へと商品の受け渡しが行われていた

たいやきカフェ 島京梵天さん。

いままでの経験を吹き飛ばすタイプのたいやき屋でした。と言うかこれ喫茶店ですね最早。気さくなお母さんが地元の方とのコミュニケーションをとる様子も、こういった離島の良さなのだなと思いました。

 

たいやきを吸引し、車へと戻ります。次こそは大島断層です。

島京梵天

たい焼き、大判焼き、かき氷などの和菓子が食べられる甘味処。つぶあんたい焼き150円。コーヒー等の飲み物もオーダーでき、店内で食べることもできる。たい焼きは冷やしたものもあり、夏場は特に良いかも。

定休日は月曜・火曜日、営業時間は11時〜18時。

店舗公式サイト

巨大バウムクーヘン、大島断層へ

それでは暖かくなったハンドルを握りアスファルトタイヤ切り付けながら離島を走り抜けます。

次の見どころへ向かいます。

午前中はあまり姿を見なかった自転車乗りたちを追い越しながら走る事15分程、目的地が存在をアピールしているのが明らかに見えてまいりました。

地層断面前。と呼ぶのが正しいそうです。バウムクーヘンゾーンに入ってすぐ、どこに停車しようかと道の先を見ていると、「この先に駐車スペースあります」となんとも嬉しい表示がありました。大島、最高の島です。

右手には相模湾と伊豆半島、左手には1万5千年分のスケール、楽しいドライブでした。

ご帰還へ向けて、御神火温泉へ

たいやき屋でゆっくりし過ぎたので時間が厳しいかと思ったけどそんなことはありませんでした。

東京港を出てから強風に晒され強風に晒され、階段で汗をかく等したお陰でボロボロな身体を清めるために温泉へ寄る事となりました。

岡田港への通り道にあった温泉施設へとピットインします。

神乃木
これチェックイン先間違ってるんだよなぁ……

風呂は最高の文化です。大人は700円、子どもは300円で風呂と温水プールが使用し放題。更に夜行フェリーの運行に合わせて営業時間が変わる様です。

愛ランドセンター御神火温泉

温泉のみならず温水プールも利用できる入浴施設。タオル、水着のレンタルも可能で、食堂も併設されている。旅の疲れを癒やすにはピッタリといえる。

公式ページ

休憩所でしろたんの足音が聞こえて来る前に車に乗り込みます。出航の時間も迫っているのでなるはやで港へ。

日曜日は1箇所しか営業していない(2017年3月現在)ガソリンスタンドでは、特に何も言わずとも満タンに給油してくれる完璧なサービスを受け、恙無くスタート地点にしてゴールの岡田港へと到着です。

岡田港に到着すると、待合所の周りにとんでもない人だかりが。よく見ずとも学生だとわかりました。編集長曰く、大島海洋高校の卒業式の日だった様で、卒業から内地へと向かう生徒たちの見送り等々で多くの関係者や報道陣が集まっていました。

多くの卒業生たちが肩を抱き合い、狭いフレームに目一杯身を寄せ合って写真を撮る姿には色々と心に来るものがありました。

彼らにとって最高の思い出になったことでしょう

帰りの座席は下から2番目の二等座席。相変わらず船内Wi-Fiは殆ど利用出来ない最高の環境でした。編集長が出航時に島を出る卒業生を見送る在等生たちのアレコレに感動を覚える中、ヤモリは着席するなり2時間程気絶していたようでした。2度寝3度寝としていたら横浜港大桟橋に到着です。

こうして約8時間と短く濃い大島観光が終了です。島を1周半しつつ各地での観光を行うには少し早足でしたが、いずれも見所は押さえられた行程になったかと思います。

当初は編集長の「砂漠に関心がある」だけでほぼノープランだったのですが、案外LIVE感でどうにかなりましたね。船内、島内にいた多くの自転車乗りの方たちを見ていると、自分も自転車を持ち込んでの観光もいずれ挑戦してみたくなりましたね。

今回の経費

  • フェリー(往復) -4800円(編集長立替)
  • レンタカー -2000円(編集長立替)
  • オムライス -700円
  • コロッケ -65円
  • たいやき -160円
  • 水 -500円程
  • 温泉 -700円

締めて1625円でした。いやあ圧倒的に安く上がりましたね。最高でした伊豆大島!

神乃木
1625円でしたじゃないんだよ、立て替えの支払いの予定はどうなってるの
フチヤモリ
……はい。すいませんでした
神乃木
すいませんじゃないよ君、ぼくは支払いの予定はいつになるのか。って聞いてるんだよ
フチヤモリ
……はい。すいませんでした

編集部注:踏み倒しそうなフェリー代とレンタカー代を入れても、大島観光は1日1万円もかからずに楽しむことができます。QOLも上がってオススメですよ。

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