こんにちは、神乃木です。
私は自他共に認めるクレジットカード好きでして、日常生活のほとんどをカードで生活しています。
コンビニで100円のパンを買うときもクレジットカード、タクシーの近距離で嫌な顔をされてもクレジットカードetc…
まあそんな感じなのでクレジットカードも色々用途に合わせて作ってきたのですが、「いい加減まともなカードを一枚持とう」という心境になりまして、この度新しいカードを作ってみました。
それが「三井住友トラストクラブ VISAプラチナカード」というものです。
しかしカードが到着してみると、今持ってるクレカの枚数はなんと11枚!あまりにも多すぎるので、「持ってて便利」と思うカードだけを残し、不要なカードは無くすことにしたので、そのレビューをしていきたいと思います。
三井住友トラストクラブのVISAプラチナカードを申し込んだ理由
まずは新しく届いたカードの解説から。このカードは年会費が35000円と結構お高いものになりますが、それに付随するサービスとしてコンシェルジュサービス、プライオリティパス(空港のラウンジ利用)、各種優待等色々な特典がついてきます。
この辺が利用価値としてあるかどうかはまたそのうち気が向いたらレビューしますが、実は一番大きな理由は「VISAカードの非接触決済が使える」だったりしました。
VISAの非接触決済、日本ではご存知なんたらPayがガラパゴス状態で群雄割拠しててほとんど使われていませんが、アメリカやヨーロッパではめちゃくちゃ主流で、使えない店はほぼ存在しません。日本でもマクドナルドやコンビニ等一部で利用する事が可能です。
タッチ決済は何が便利ってとにかく速いことです。暗証番号入力やオーサライズ待ちの時間がほぼ0で、サインレスで瞬時に決済が完了するので便利なわけです。海外へ行ったとき毎度毎度PINを入れるのが情けないし、タクシーの運ちゃんが毎回カードを非接触でかざして「oh」といって暗証番号に切り替えるのが見てていたたまれないので導入に踏み切った次第。
あとは「カードデスクが24時間対応」も大きいですね。カードデスクは「平日9時〜17時」みたいなところが結構あって、そんな時間帯に誰が連絡できんねんこちとら日中仕事じゃボケって話なんですよ。特にアレなのが決済失敗とかで止められてるかどうかわかんないとき。今決済できなくて困ってるのに電話しても繋がらない、みたいなのはほんと困ります。あとカードデスクの電話番号が通話料かかるのも地味に困りますね。国際電話とかだとやばいですし。
上記のプラチナカードを持って先日ベルリンに行ったときも決済失敗があって、日本時間は夜23時。普通なら対応できない時間帯でもプラチナデスクはすぐ電話が繋がり、ちゃんと決済ログを当たってくれました(店側の操作ミスが原因でした)。まだ使い始めて2週間程度ですが、十分主力カードとして活躍してくれそうです。
海外旅行には強いカードを持っていくようにしましょう。ちなみにカード以外の持ち物でもあると便利なものを一覧にした記事があるので、よければそっちも読んでみてください。
粛清の時間だ。廃止するカード・しないカードの見直し
で、こっからが大変です。いい加減増えに増えたクレジットカードをそろそろ粛清して、来年からは身軽な体で生きていきたいですよね。
てかカードを持ちすぎてると与信枠が狭まるし、財布なぞ落とそうもんなら大変なことになるので、使わないカードは殺しとくに越したことはないのです。
ということで、今回見直した各カードを紹介していきます。
1. セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード(セゾン / AMEX)
入会理由
キャンペーンで年会費(10000円/年)が永年無料で手に入るゴールドカードだったため
廃止有無
存続
廃止・存続の理由と使い心地
キャンペーンで入会して年会費が永年無料になったゴールドカードです。セゾングループの永久不滅ポイントはなかなか便利で還元率もそれなり、国内空港ラウンジなども使えて保険も効くのでメインで使っていたカードです。ただVISAプラチナには負けてしまうので、今後はサブカードとしてDMM(もちろん艦これに課金するためですよ?)等の決済に使っていく予定です。流石にプラチナカードの履歴にそれは残したくないかなと。
ちなみに、AMEXはヨーロッパで本当に使い物になりません。ヨーロッパでなくとも通販サイトでも対応してないところは結構あります。決済力という点でAMEXは絶対VISAに負けるので、VISAの強いカードが1枚あれば不要だと思います。年会費かかってたら間違いなく廃止してたカードですかね。既得権益って大事。
2. 東急カード(TOPカード)(東急電鉄 / Master)
入会理由
PASMO定期券を作るため。オートチャージ利用のため。
廃止有無
存続
廃止・存続の理由と使い心地
東急沿線民のときにオートチャージ用に作ったカードです。PASMO一体型になっているので、最悪都心はこれ1枚で生活できる優秀なカードです。
最近は東京メトロ沿線に住んでるのでぶっちゃけToMeカードに変更しても良いのですが、引っ越すごとにカードを作るのも不毛なのと、私が持ってる中で数少ないMasterカードであること、海外キャッシング枠が多めにくれてるので現地で重宝してることなどを理由に存続を決定。
ちなみに東急カードは「あとから分割」という便利なサービスがあって、これを利用することでリボ地獄を回避しつつ極限まで支払い回数を伸ばすことができてとても便利です。別記事に書いてるのでよければそちらもご確認ください。
3. ゴールドポイントカードプラス(ヨドバシカメラ/ VISA)
入会理由
ヨドバシカメラで23万のレンズを買うときに入会したら18万になると言われたから
廃止有無
存続
廃止・存続の理由と使い心地
言わずと知れたゴールドポイントカードのクレカ版です。持ってる方も多いのではないでしょうか。ヨドバシは通販含め結構よく使うのでこれは存続でいいかなと。
ちなみにゴールドポイントカードプラスの入会は店員にインセンティブが入るので、それを条件にすると結構無茶な値引きが効くことで有名です。ここぞという買い物のときに「GPC+入会するから値引きよろしく!」と切り札として切ってみるのはおすすめです。
4. ANAマイレージクラブカード(ANA / JCB)
入会理由
ANA航空券購入でマイルが貯まるため。ANA決済用。
廃止有無
存続
廃止・存続の理由と使い心地
まあ海外も国内も基本ANA使うので決済用に持ってて損はないかなと。もし今年中にマイル修行が完遂してSFCがとれたらそちらに移行する予定。
5. リーダーズカード(JACCS / VISA)
入会理由
Amazonギフト券への高還元率(1.8%)
廃止有無
廃止
廃止・存続の理由と使い心地
このカードはAmazon限定で1.8%もの還元率を誇るという触れ込みのカード、つまり100万円使うと1.8万円Amazonで買い物できる優秀なカードで、一時期はメインカードとしてブイブイ言わせてました。
しかし時代の流れからか、気づけば還元率は1.35%まで落ち込み、先日久々にカード会員サイトを見たら「Amazonギフト券への交換は一時的に停止しております」とのメッセージが。本末転倒じゃねえか。ということで解約。
6. NTTグループカード(NTTファイナンス / VISA)
入会理由
入会後の利用で10000円キャッシュバックキャンペーン、NTTの料金支払いでキャッシュバック
廃止有無
廃止
廃止・存続の理由と使い心地
10000円のキャッシュバックを受けて満足した。NTT料金の支払いに使えるので自宅の光回線支払いに使っていたが、その後のポイントもキャッシュバックも貯まらない。よく見ると「キャッシュバックはショッピング利用に応じて率が決まる」と書いてある。NTTグループカードでショッピングはなんか回し者みたいだなぁという気分になり廃止。
あとカード明細確認サイトの「MyLink」がセキュリティとやらで毎回ワンタイムURLを送付してくるんですが、このワンタイムURLの送付が遅い遅い。地球を10周くらいしてるんじゃないかってくらい時間が経って送られてくるので、すぐ明細を見れず地味にイラっときます。
7. 小田急ポイントカード(小田急電鉄 / VISA)
入会理由
小田急関係施設でポイント優遇、PASMOオートチャージ利用のため
廃止有無
廃止
廃止・存続の理由と使い心地
小田急沿線民のときに作りましたが、沿線じゃなくなったせいで全然使わなくなったので。まあこれは仕方ないね。
8. ソフマッププレミアムクラブカード(ソフマップ / VISA)
入会理由
ソフマップでポイントが貯まるから
廃止有無
廃止
廃止・存続の理由と使い心地
ソフマップを使わなくなったからです。てか家電屋ごとにポイントカード作ってたらキリがないw
9. ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード セゾン・アメリカン・エキスプレス®・カード(ヤマダ電機 / AMEX)
入会理由
ヤマダ電機でポイント優遇
廃止有無
廃止
廃止・存続の理由と使い心地
ヤマダ電機の強いカードです。ポイント還元率は12%にもなりとても強いカードですが、最近ヤマダ電機を使う機会が減ったのと、ぶっちゃけモバイル会員でも8%還元なのでそれで良いかなと言う気分になり解約。
10. 三井住友VISAプライムゴールドカード(三井住友銀行 / VISA)
入会理由
ステータス性を期待し、プラチナへのインビテーションのためにクレヒスを貯めるため(翻訳すると「たくさん使ってかっこいいカードを貰えるのを楽しみにしてたので)。
廃止有無
廃止
廃止・存続の理由と使い心地
このカードは大学卒業と同時に20代が入れるゴールドカードとしてのプライムゴールドカードとして使い始めました。
三井住友のプラチナカードは当時ステータス性があると有名なカードで、一部界隈では「どえらいカード」ともてはやされていたのですが、時代は移り変わり、三井住友プラチナカードは申込みで手に入るようになりました。
しかもプラチナカードデスクの対応が悪いと評判で、これじゃあステータスもクソも無いなという感じです。ポイント還元率も悪いし、年会費5400円払って維持するメリットがまったくないので、同じグループの三井住友トラストクラブに発展的解消としました。
次回は各カードの廃止難易度をレビュー!
以上、今回見直し対象となった10枚のカードについてようやく書き終えました。
解約処理はこれからなので、実際に解約して解約しやすかったカード会社のレビューでも今度はしてみようかなと思います。
日本の現金社会が早くキャッシュレスってくれることを願ってやみません。