先日、自宅に朝◯新聞の勧誘が来ました。このご時世に紙の新聞を読むこともなかなか無いのですが、◯日新聞は貰えるオマケが多いことで有名です。「これは」と思った私は、拡張員と交渉に交渉を重ねて、色々なブツを手にしたわけです。
その中の一つに、写真のような無料チケットがありました。
これは、都心部の公共施設に無料で入園できるチケットで、朝日◯聞が独自で発行しているチケットのようです。
がめつい持ち前の交渉力を活かした私は、このチケットを3枚入手。編集部メンバーを強制的に上野動物園に連行して、撮影に出かけることにしました。
夏日の上野動物園へ
5月21日にサイトのリニューアルを行うことは安土桃山時代から決まっていたことなので、出かけるのはその翌日にあたる2016年5月22日(日)に決定しました。
とはいえ、東京の天気予報は最高30度。どうなることやら……と思いながらも、メンバー3名で上野へ向かいました。
朝9時半にもかかわらず、上野駅を降りると確かな熱気を感じられます。上野恩賜公園を経由して動物園の列に並ぶ間にも、わずかに気温が上がっているように感じました。
神乃木は、同行しているねこむろさんが父親の防湿庫からパクってレンタルしてきたというEF28-70mm F2.8L USMを装着し、いざ撮影へ。
動物たちが暑そう……。
というわけで入園した上野動物園ですが、とにかく暑そうです。人気のトラ、ライオンなどは日陰の隅のほうで寝ています。
かろうじてカメラを向けられたゴリラもこんな感じ。心なしか疲れが見えています。
西園に居たカバもこんな感じです。これじゃあ、とてもじゃないですがセルリアンから助けてくれそうにありませんね。
夏日でも元気そうな動物を探そう!
さすがに寝ている動物ばかりを撮ってもしょうがないので、元気そうな動物たちを探すことにしました。
色々回っているうちに、暑くてもある程度元気に動いている動物たちの傾向がわかってきました。
- 鳥類
- 空調の効いた小屋の中にいる動物たち
- 小動物たち
- アフリカ等に生息する動物たち
これらの動物たちは、比較的元気そうに動き回っているようです。
とはいえ、休日で人の多い動物園で、かつオリや柵が入らない写真を撮るのはかなり難しいことが分かりました。
まず、柵を抜くために望遠レンズが必須になるので、今回は全員望遠レンズばっかり使っています。これじゃあ折角のEF28-70mmも浮かばれないな……などと個人的には思ったのですが、とりあえず写真をお楽しみください。
小動物コーナーに居た秋山殿プレーリードッグです。何匹か居ましたが、日差しの中でも元気そうにエサを食べたり、走り回ったりしていました。巣から顔を出す姿も可愛かったですよ。残念ながら土に埋もれるシーンは観測できませんでした。
小獣館にいたマヌルネコ。ソフトフィルター気味になっていますが、単にガラスが汚れていただけです(上野動物園はガラス越しの展示が多く、条件としては結構シビアです)。
ちなみにマヌルネコは2匹展示されており、片方はずっと寝ていたものの、もう片方はアクティブにあちこちを動き回り、来場者から大人気でした。観客サービスする当番が決まっているのかもしれません。
「飛べない鳥」として有名なアオメキバタン。飛べないだけあって、野生でもオリやネットのない場所で展示されています。ちなみにオーストラリアでは、野生のキバタンが増えすぎており、害鳥として駆除されることもあるようです。
こちらは、無言「動かない鳥」で有名なハシビロコウさん。Googleで「動かない鳥」と検索すると、ハシビロコウが出てきます。哲学的な表情でずっと佇んでいるように見えますが、実際には水辺にいる魚を捕まえるために水面を凝視しているのだとか。
お次はケープペンギンの様子。こんな光景、新宿駅や渋谷駅のコンコースでよく見ますね。
最後は両生爬虫類館のガラパゴスゾウガメ。名前は「タロウ」で、上野動物園の最長寿動物だそうです。日本でガラパゴスゾウガメを見れるのは、上野動物園と静岡県のiZooだけとのこと。
上野動物園付近は散策にも最適!
上野動物園は、「上野恩賜公園」とよばれる東京都の公園の中にあります。
公園内には東京国立博物館、東京都美術館などの博物館・美術館も並び、一日だけでは到底観光しきれない量の見どころがたくさんあります。公園に囲まれるように建っている上野東照宮も、休日になると出店が並んでとても賑やかでした。
休日で人が多いとはいえ、広大で緑の多い敷地内ではそこまで人混みを感じることもありません。
都立公園のためあまりお金もかかりませんので、休日の過ごし方に迷った時や、リフレッシュしたい時には、一度散歩に出かけてみると良いかもしれませんね。
余談
周辺の不忍池(しのばずいけ)では、1時間700円でボートを借りることができます。今回は、体力に定評のあるフチヤモリ君を船長に任命し、一時間ほど池を走り回って頂きました。ちなみにとても暑かったです。
今回の撮影のメンバー
今回は、いつもの編集部メンバー3名で撮影に出かけました。
ねこむろ 記事一覧
TEAM EX NOTE所属。気がついたら副編集長になっていた。 最近は写真撮影にハマっています。宇治行きたい。しろたんは20匹(2018/10月現在)保有しています。
神乃木リュウイチ 記事一覧
TEAM EX NOTES代表。本サイトの編集長でもあります。東方Projectを入り口に同人文化にハマり、2008年からサークルとして活動しています。活動は音楽制作とWeb制作の二本立てで、最近では他のサークルさんのWebサイト制作などに多く携わっています。しろたんは2匹(公称値)保有しています。
フチヤモリ 記事一覧
ヤモリホールディングス代表、強制旅行レポーター。同人イベント現場でパシリとなり自転車を動かす部品として可動します。連載企画:ヤモリの出荷を抱えていますがこのサークルはいつか滅ぼさなければならない。