【自然と猫】自費による最高の一人旅。ヤモリ、三浦半島の果てに飛ばされる

フチヤモリによる体を張った城ヶ島探訪記
サークルで最も人権の無いメンバー、フチヤモリが「三浦半島1DAYきっぷ」で行く、体を張った城ヶ島探訪記をお送りします。

城ヶ島公園、安房崎灯台へ

じりじりと肌を刺す日差しや流れる汗の不快感と戦いながらようやく城ヶ島を半周しました。ここからは折り返しです。

馬の背の洞門の傍にある階段を上がると、順路的には城ヶ島公園に進むのが正解みたいなので、順路に従う事にします。

写真24

階段を上がると、早速不安になる道幅ですねこれは……。

しばらく獣道を歩いていると、だんだんと道幅が広くなり、ウミウの繁殖地が見えると言う展望台へと到着です。

展望台への道のり。何となく人の世界を離れているような気分になる。

道の真ん中を往く毛虫を踏みそうになったり、蜂の羽音に怯えながら獣道を抜けると城ヶ島公園の入り口・駐車場へと辿り着きました。

城ヶ島公園には野良猫が多い。と事前情報があって楽しみにしてたのですが、夏日の気温で晴天もあって、みんなどこか涼しいところに引っ込んでしまっているようでした。

これはまた時間を変えてここに来る必要があると判断して、真っすぐ安房崎灯台を目指す事にして公園の奥へと進みます。

まだ時期的には少し早いのですが、紫陽花が道の脇で存在を主張しはじめていました。

再び獣道と化した最東端の階段を下って、ようやく安房崎に到着です。

灯台の足下まで行ってみるものの、ここの灯台の影では男女の怪しい動きを感知したためこれ以上の接近はヤモリの精神を汚染する恐れがあり危険……と判断したため、このルートでの進攻を再開しました。

特に面白いものが無かったとかでは決してありません

城ヶ島1周まで残り僅か!

時間はまだまだたくさんある、お願い死なないでヤモリ、あんたが倒れたら記事掲載のスケジュールは誰が埋めるの!? バス停は普通に遠いしタクシーは来ない! 

次回「ヤモリ死すとも人権は死せず」デュエルスタンバイ!

……歩きます。

最高の歩行です。

最高の岩場を歩き、最高の階段を登り、最高の日差しを浴びて、最高の公園を脱出です。

来た道を戻るのに加えて、疲労と乳酸がいい感じにアレになってきたので、城ヶ島大橋の足下、白秋碑までひたすら歩きます。次回は逆回りにすればまた別のものが見えて来るんじゃないかな。なんて考えてました。

城ヶ島大橋。天空から突き刺さったような岩が印象的ですね。

と言う訳で白秋碑前に到着です。

……月曜日に慈悲は無い

閉館している白秋記念館に別れを告げ、再び歩き出します。

城ヶ島バス停まで戻ってきて、なんとか城ヶ島1周です。

時刻は15時半程。帰宅シークエンスには少しもったいないな……と判断し、陽も傾いて来ているので猫が出て来ているのではないか? と僅かばかりの希望を持って商店街、城ヶ島京急ホテル方面へと歩き出すと……。