こんにちは。フチヤモリです。
先日より始まったゆるい出荷コンテンツ、ヤモリの散歩ですが早速第2依頼に当たる投書が来ました。
今回のプロレス相手依頼主はヤモリツーリストプラチナ会員の北野もーりす君です。
色々詰めた結果、『小田原側から箱根を登って温泉に浸かり神社でガチャを引いてさわやかのハンバーグで締める』事になりました。早々に散歩ではなくなりましたね。
それではやっていきましょう。
箱根ヒルクライムを逆走!……逆?
自転車での箱根越え、何度かやっているのですが三島側からしか登ったことがないんですよね。自転車の友達が西側に多いからでしょうか。あまり小田原側から登る。と言う思考にすらそもそもなりませんでした。
と言う訳で工程前日に出荷依頼をよこしてくれたもーりす君と小田原で集合します。同じ関東圏に住んでいるのに一緒に走るのは始めてですね。
小田原を出て国道1号線へ、普段の逆走を早くも脳が異常と捉えて妙な気分です。
走行ルートですが、箱根湯本手前から県道732号線に入ります。1号線は下りはともかく上りは車の往来が激しく危険度が上がりますので。ご安全に。
732号線は過去に下りで1度だけ通ったことがありますが、逆走となるとその勾配の急さに吐き気を催すレベルでした。
緩やかに登る三島側ルートと駆け上がる旧街道。と言うのが良いでしょうか。
特に途中にある奇妙な神社のある坂の勾配は国内有数の勾配を誇る坂だそうで、ヤモリも一瞬浮くかと思いました。
七曲り手前の畑宿バス亭前に公衆トイレ含む休憩所があったので足を止めてもーりすを待ちます。
合流からもう数分休憩し再出発です。少し登ると七曲りが始まりました。
七曲りに限った事ではないのですが、旧街道は全体的に路肩が狭くカーブ先の見通しがクソ悪くコーナーに入る際に「頼むから今後ろから車来ないで」の気持ちで足を動かしていました。
あと砂利でタイヤが滑る滑る。過去のヤモリはよくこんな道下れたなほんと。
七曲りを越え更に登ります。趣ある建物の休憩所だったり大きな池が見えると間もなく元箱根、芦ノ湖です。ゴールです。(ゴールではない)
芦ノ湖周辺を楽しみました
出発から2時間と20分くらいです。下界では若干雲がありましたが登ってみると快晴です最高です。
ちょうど富士山もよく見える位置を見つけて盛り上がるオタク2人による撮影会が始まりました。
落ち着くと空腹がやってきたので近くの蕎麦屋に入ります。今回は深生そばさんです。
店内は賑やかで昼時で忙しそうにしていても雑な対応はされませんでした。ヤモリはとろろせいろ、もーりすはごまだれせいろを選択。
イマイチ運動量に大して量が少なかったですが締めの予定もあるしちょうど良いと思い込むことにして汗を流しにいきます。
今回利用したのはホテルむさしやさんです。元箱根入り口からすぐで非常にわかりやすい立地でした。
「サイクリストやランナーを応援するホテル」を謳われており、高待遇を受けました。
日帰り入浴料は1080JPY、フェイスタオル買切バスタオル貸出がそれぞれ200JPYで、天気の良い芦ノ湖を眺めながらの入浴で汗を流し、ガチャの更新をロビーの人の意識を断つのに秀でた椅子に腰掛け待ちます。
意識を飛ばしたり持ち直したりしているうちに約束の時が来ました。受付で挨拶を済まして箱根神社、平和の鳥居を目指します。芦ノ湖から生えてる鳥居です。
ダブルピックアップ、SSR3%内0.501%を2回!
目の前で溶け続ける貯蓄石!
目の前で溶け続ける諭吉!
往生際の悪い小額決済!
…
あまりに見ていて辛かったのでストップをかけました。ピックアップの片方は引けたようで辛うじてもーりす君の命は繋がりました。
下りと静岡県名物さわやかのハンバーグ
芦ノ湖を出発します。10分程で箱根エコパーキングに到着。静岡県入です。
途中崖の写真を撮りながらゆっくり下りました。三島側は登りは緩くて良いのですが下りは小田原側のようにガードレールの先に木々が無いのが心臓に良くないですね。
小田原側下りよりはマシですがそれでも砂利で何度かタイヤが滑りました。ご安全に!
1号線を道なりに進み標識に従い三島駅西口へ。駅からまっすぐ伸びる道を5分ほど走るとさわやか長泉店です。
ひと月前に友人と箱根ヒルクライムをした締めに来たときは日曜の昼過ぎにもかかわらず100分近く待たされたので今回どうかと思ったのですが平日の夕方で待ち無しで着席することが出来ました。やっぱ遠出は平日に限る。
食後にコーヒーを嗜むサークルコンプライアンスを遵守しながらもーりす君のガチャの回転を見守り、新幹線に乗り込み工程を終了しました。
今回の経費
- 新幹線 -5340JPY
- 補給 約-600JPY
- 蕎麦 -1200JPY
- 風呂 -1280JPY
- げんこつハンバーグ -1050JPY
もーりすの課金 約-○0000JPY(察して)
締めて9470JPYとなりました。
過去になく箱根芦ノ湖に滞在し、ヒルクライムついでにこんなにゆっくりしても良いんだ。と言った感想です。
箱根との心の距離が縮まる工程となりました。クライム開始直前にもーりす君のペダルがフラット(ペダルとシューズを固定しないもの)だったのに気付いたときは大丈夫か?と思いましたが旧街道のクソ傾斜にも負けずに普通に登りきっていたので安心しました。